この記事では「どうせ捨てられるのならネタバレ結末小説!漫画と内容は違うのかも解説?」と題してお送りします。
婚約破棄からはじまるラブストーリーを描いたこの作品ですが、同名小説のコミカライズ版が完結し、小説との違いや内容が気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、
- ネタバレ結末
- 小説と漫画は違う?
- 見どころ
などについてご紹介していきます。
どうせ捨てられるのならネタバレ結末小説!
それではさっそくネタバレしていきましょう♪
あらすじネタバレ
侯爵令嬢であるアニエスは長年、婚約者である王太子に想いを寄せていました。
冷たくされても健気に彼の婚約者としてふさわしくあり続けようと努力していたアニエス。
しかし、伯爵令嬢リーリエの存在によって2人は婚約を破棄することに。
婚約破棄後の騒動により、リュシリュールが本当は自分を愛していたことを知ったアニエスは、戸惑い疑いながらも彼と共に生きる未来を選びます。
意地っ張り2人のラブストーリーです♪
登場人物
- アニエス・ドラフィール
侯爵令嬢で、婚約者である王太子を長年思い続けている。
- リュシリュール・ドミエ=マキノビオ
アニエスの婚約者で王太子。
伯爵令嬢であるリーリエと婚約するため、アニエスに婚約破棄を告げる。
- リーリエ・ウィルスナー
伯爵令嬢で、アニエスの父親の政敵の娘。
リュシリュールの婚約者であるアニエスを目の敵にし、自分が婚約者に収まろうとする。
序盤はただただ、リュシリュールの本当の気持ちがわからず、アニエスに同情する展開です。
婚約破棄の真相
アニエスがリュシリュールを襲うきっかけになった破棄ですが、これは王の政治的思惑が絡んでいます。
アニエスの実家である侯爵家に力がつくことを恐れた王が、侯爵家の政敵である伯爵家の令嬢をリュシリュールに近づけたためでした。
一方、アニエスも婚約破棄後に伯爵令嬢リーリエが王太子の婚約者に収まった場合、自身の実家の安全が保障されないことをわかっていたのです。
そのため、跡継ぎを身ごもっているかもしれないという疑念を植え付け、時間を稼ぐために王太子を抱くという行動に出たのです。
政治的思惑と、個人の気持ちが絡まってすれ違う恋心がもどかしい!
利用されたリーリエの暴挙
リュシリュールの次の婚約者になる予定だった伯爵令嬢リーリエ。
彼女は、王や実家である伯爵家にある意味、政治的に利用された存在でした。
それでも、彼女がアニエスにとった行動はかなりひどいですよね。
一度は利用されたことへの同情から国外追放となりましたが、アニエスの命を狙ったことでリュシリュールは処刑することを決めます。
しかしアニエスによって命を救われ、国外の孤児院で心を入れ替え働くことになります。
二重人格と思うくらい、アニエスの前だと本当に性格が悪い^^;
リュシリュールとアニエスの未来
リーリエの存在と王の政治的思惑、そしてリュシリュールの立場などから、彼自身の本当の気持ちを知ることができなかったアニエス。
しかし、最終的に彼女はリュシリュールと共に人生を歩んでいく決断をします。
少しずつ過去の答え合わせをしながら、お互いの気持ちを確認しハッピーエンドを迎えます。
正直言って、リュシリュールがこじらせすぎです!
どうせ捨てられるのな漫画と内容は違う?
漫画と小説はないようは同じです。
コミカライズ版は全4巻で完結となっています。
原作小説は、「小説家になろう」のR18作品が掲載されている「ムーンライトノベルズ」で公開されています。
公開されている小説の1章がコミカライズ化されているようです。
漫画ではハッピーエンドを迎える2人のその後が気になる方は、小説でその後や番外編が描かれていますのでチェックしてみてくださいね♪
リュシリュールのお兄さんのお話などが掲載されています^^
もちろん2人も登場しますのでぜひ読んでみてください!
どうせ捨てられるのなら全巻ネタバレあらすじ!
ここからは、コミカライズ版のあらすじをご紹介していきます♪
絵が綺麗ですし、登場人物のふとした表情がとても素敵です!
どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます1巻ネタバレあらすじ
長年思い続けた相手から婚約破棄を告げられたアニエスは、最後の思い出にとリュシリュールとのお茶の時間を希望します。
そして2人きりになった途端、魔法を使い無抵抗となった彼を襲ってしまったアニエス。
その後彼女は隣国に身を隠しますが、リュシリュールによって連れ戻されてしまいます。
王太子妃のような待遇を受けるアニエスですが、心無い言葉を言いながらリュシリュールに抱かれる日々に心をすり減らしていきました。
そんな彼女の元をリーリエが訪ねてきます。
婚約破棄をしたはずのアニエスをリュシリュールが気に掛けることに納得がいかないリーリエ。
リーリエは護衛にアニエスを襲わせ汚すことでリュシリュールと引き離そうとしていたのです。
叶わぬ恋と、リュシリュールの言動、リーリエの画策により傷つきすぎたアニエスは、魔力暴走をおこしてしまいます。
慌てて現場に駆け付けるリュシリュールですが、居場所がないと感じたアニエスは窓から身を投げてしまったのでした。
アニエスの状況がつらすぎる…。
どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます2巻ネタバレあらすじ
アニエスが身を投げた瞬間、リュシリュールは彼女を追いかけ身を挺して守っていました。
意識を取り戻し、父親から事情を聴くことになったアニエス。
そこで、侯爵家に権力が集中することを嫌った王が、伯爵家の令嬢リーリエを利用し、リュシリュールに近づけていたことを知ります。
すると、そこにリュシリュールが現れます。
帰宅しようとしている侯爵家一行に対し、彼は政治的なものではなく個人の感情としてアニエスにそばにいてほしいと頼みます。
解呪ができない誓いの魔法を使い、さらに王太子を降りてもかまわないほど本当は愛しているというリュシリュール。
これまでのことを償うことを条件にアニエスは彼と結婚することに決めたのでした。
アニエスは結婚後も、リーリエに対する彼の優しい表情を忘れることができませんでした。
そのことを彼に問い詰めると、アニエスに対してだけ感情が乱されうまく表情を作れないという本音を聞き、自分も同じだったと気づきます。
お互いに意地を張っていたのだと気づいた2人が本当に心を通わせた瞬間でした。
リュシリュールはいわゆるヤンデレですね♪
どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます3巻ネタバレあらすじ
リュシリュールがアニエスにつらく当たっていたのは彼の立場や家族環境が影響していました。
しかし、少しずつお互いのことを分かり合えるようになった2人。
穏やかな日々を送っていたアニエスですが、孤児院を訪れた際リーリエらしき人物を見かけます。
リュシリュールから何も知らされなかったアニエスは独自の調査で彼女とリュシリュールが会う予定の場所に乗り込むことにしたのです。
すがるリーリエに対し、リュシリュールはっきり拒否する姿勢を見せます。
そのまま連行されてることになったリーリエ。
隣国カラルの思惑にリーリエが利用され、自身が標的にされていたと知ったアニエスは、リュシリュールに詰めよりますが、アニエスが彼を信用していないと言われてしまいます。
そのことに気付き、1人になりたいと駆け出してしまったアニエスは、敵が仕掛けた罠にかかり転移魔法でどこかに飛ばされてしまったのでした。
2人のこれまでを考えたら、アニエスがすぐに信用できないのも無理はないと思う…。
どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます4巻ネタバレあらすじ
飛ばされる瞬間妨害魔法を使ったことで、本来の目的地とは違うところに飛ばされたアニエスは、さっきまでの彼とリーリエのやり取りを思い出していました。
そして、彼がリーリエを愛していたわけではなかったことに確信を持った彼女は、彼の元へ帰りたいと思っていました。
すると、痕跡を追ってリュシリュールが迎えに来たのです。
城に戻り、隣国の介入により体制の危機を迎えていた国内の粛清が行われます。
捕らえられていたリーリエは処刑されることになりました。
しかし、アニエスはそんな彼女を逃がす決断をします。
止めるリュシリュールでしたがアニエスの説得により、リーリエは海の向こうの国の孤児院で働くことになったのでした。
こうして政治と立場に振り回され、真実が見えなくなっていた2人は困難を乗り越え、穏やかな日々を手に入れたのでした。
ふとした瞬間のアニエスがかわいい♪幸せになってよかった!
どうせ捨てられるのなら感想や見どころ
感想
意地っ張りでな2人が少しずつ距離を詰めていく感じがとても良いです。
物語序盤は、リュシリュールが何を考えているのかわからないこともあって、アニエスの置かれた状況がただただつらいです。
ですので余計に、幸せな結末になったアニエスは本当に良かったと思います。
利用され、追放されてしまったリーリエですが、最後は心を入れ替えて生きていくことを期待したいですね^^
また、絵がとても綺麗でな作品ですので、小説ファンの方にもコミカライズ版をぜひ読んでほしいです♪
見どころ
アニエスの悲痛な状況と心の変化
長年想い続けた相手に婚約破棄された上に、その相手から複雑な感情をぶつけられるアニエス。
心無い言葉を受けながらも、彼に抱かれるという状況は、彼女の心を深く傷つけているでしょう。
彼女がどのように心の傷を癒していくのか、あるいは絶望していくのか、その心の変化は大きな見どころの一つです。
特に、リーリエの画策によってさらに追い詰められ、魔力暴走を起こしてしまう展開は、読者の心を大きく揺さぶるでしょう。
リュシリュールの真意と行動の裏にあるもの
婚約破棄をしたにもかかわらず、アニエスを連れ戻し、王太子妃のような待遇を与えるリュシリュール。
彼の行動は一見矛盾しているように見えますが、そこにはどのような真意があるのでしょうか?
アニエスに心無い言葉を言いながらも抱くという行為は、彼自身も葛藤を抱えていることを示唆しています。
彼の複雑な内面と、アニエスへの本当の気持ちが明らかになっていく過程は、物語の大きな鍵となるでしょう。
リーリエの嫉妬と策略
アニエスとリュシリュールの関係に割り込もうとするリーリエの存在は、物語に緊張感を与えています。
彼女がアニエスを襲わせようとするなど、その行動はエスカレートしていきます。
彼女の嫉妬がどこから来ているのか、そしてどのような結末を迎えるのかも注目すべき点です。
魔力暴走と投身という衝撃的な展開
アニエスが魔力暴走を起こし、最終的に窓から身を投げてしまうという展開は、物語に大きな衝撃を与えます。
この出来事がリュシリュールにどのような影響を与えるのか、そして物語がどのような方向へ進んでいくのか、読者の興味を強く惹きつけるでしょう。
複雑に絡み合う人間関係と感情
この物語は、アニエス、リュシリュール、リーリエの三者を中心に、複雑な人間関係と感情が描かれています。
それぞれのキャラクターが抱える過去やトラウマ、そして愛憎が絡み合い、ドラマティックな展開を生み出しています。
どうせ捨てられるのならネタバレ結末小説!漫画と内容は違うのかも解説?まとめ
ここまで「どうせ捨てられるのならネタバレ結末小説!漫画と内容は違うのかも解説?」と題してお送りしてきました。
いろいろな要因ですれ違い両片想い状態だった2人が、婚約破棄をきっかけにお互いの本当の気持ちを知ることになるというラブストーリー。
意地っ張り時々素直×ヤンデレ王子がお好きな方におすすめの作品です。
原作小説がありますがコミカライズ版と内容に違いはありません。
しかし小説ではコミカライズ版のその後や番外編を読むことができますので、気になる方はチェックしてみてください♪
以上「どうせ捨てられるのならネタバレ結末小説!漫画と内容は違うのかも解説?」でした。
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