虎杖悠仁の腕の変化はなぜ起こった?能力や術式が発動するのかを考察!

虎杖悠仁の腕の変化はなぜ起こった?能力や術式が発動するのかを考察!

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呪術廻戦238話で、秤の領域展開から登場した虎杖と日車。

虎杖の腕に注目してみると、異形の姿に変化しており明らかに強化された様子でした。

現時点で最新の244では、実際に宿儺との戦闘描写で宿儺に対してある程度のダメージを与えているような場面がありました。

さて今回はそんな虎杖悠仁の腕の変化はなぜ起こったのか?能力や術式の発動などを考察していきたいと思います。

虎杖悠仁の腕の変化はなぜ起こった?

虎杖の腕の変化として予想される要因として以下のことが考えられます。

虎杖悠仁の腕の変化はなぜ起こったのか?まとめ
  • 呪胎九相図を食べたから
  • 両面宿儺の20本目の指を食べたから
  • 変化したのではなく呪具
  • 精神を入れ替える能力が発動?

現状、ジャンプ本誌内で伏線として貼られているであろう発言や描写をもとにまとめましたが、可能性としては上位2つが有力かなと思っています。

それでは、虎杖悠仁の腕の変化がなぜ起こったのか?細かく見ていきましょう。

虎杖悠仁腕の変化の理由:呪胎九相図を食べたから

まず1つ目の説として、X(旧Twitter)などで度々話題に上がる呪胎九相図を食べた説です。

呪胎九相図とは、羂索(当時の加茂憲紀)が研究の一環として呪霊と人間の混血児を誕生させました。

九相図は仏教において、最も厄介な煩悩とされる情欲や姦淫を断つために、女性の死体が朽ちていく段階を描写したものです。

九相図
  • 1.脹相(ちょうそう) – 死体が腐敗によるガスの発生で内部から膨張する。
  • 2.壊相(えそう) – 死体の腐乱が進み皮膚が破れ壊れはじめる。
  • 3.血塗相(けちずそう) – 死体の腐敗による損壊がさらに進み、溶解した脂肪・血液・体液が体外に滲みだす。
  • 4.膿爛相(のうらんそう) – 死体自体が腐敗により溶解する。
  • 5.青瘀相(しょうおそう) – 死体が青黒くなる。
  • 6.噉相(たんそう) – 死体に虫がわき、鳥獣に食い荒らされる。
  • 7.散相(さんそう) – 以上の結果、死体の部位が散乱する。
  • 8.骨相(こつそう) – 血肉や皮脂がなくなり骨だけになる。
  • 9.焼相(しょうそう) – 骨が焼かれ灰だけになる。

以上の中で作中に登場したのが、脹相・壊相・血塗相の3体です。

それぞれ死体の状態に酷似した術式を使用することができ、脹相は加茂家の術式である赤血操術を使用することができ、特徴として呪力が尽きない限り無尽蔵に使用した血を回復し術式を使いことができます。

この点、同様の術式が使える加茂憲紀(京都高3年の方)とは違い、血の回復という点で”九相図”としての特徴が発現しているかなと思います。

次は壊相ですが、蝕爛腐術の使用が可能で自身の血に呪力をこめ自在に変化させ攻撃に転移させることができます。

特徴として壊相の血は、生物などに対して強い毒性の影響を与え、その血により相手を溶解させることができます。

最後は血塗相です。

血塗相は壊相と同様に蝕爛腐術が使え、壊相ほどの能力かは定かではないが、強い毒性を持つ血液を使用して戦闘します。

また、壊相と血塗相も呪力による血の回復を使用することができるため、九相図にフォーマットとして備わっている可能性が高いですね。

ここで虎杖の腕の話に戻りますが、”呪胎九相図を食べた”という説は見た目や能力というよりは、作中の発言が大きな伏線になっているのでは?と思います。

理由として見た目では現状判断がつかないのと、能力に関しては発動シーンがまだ描写されていないからです。

したがって、言及された内容をもとに考察します。

まず、220話の虎杖と脹相のやり取りで、”虎杖”「違う・・・兄弟達のこと」”脹相”「いい オマエの中で生きられるならそれで」といった内容が交わされましたが、明らかに何かを示唆する発言です。

兄弟達九相図オマエの中で生きられるなら食べたであれば辻褄が合いそうです。

また、この回で虎杖は「アイツを殺すためなら何でも食ってやる」と発言しています。

このことから、前述した脹相とのやり取りは完全にそのことを示唆しているのかなと。

また界隈でもそのように考察されています。

また244話の会議シーンで、虎杖が加茂憲紀と脹相を比べて「脹相は教えるの下手だから」と発言していることから、赤血操術に関しての教授をこの二人から受けていたのではないでしょうか。

虎杖悠仁腕の変化の理由:両面宿儺の20本目の指を食べたから

次は”宿儺の20本目の指を食べた”説を考察してみましょう。

この説は、222話にて宿儺が最後の指の在処に関して、五条が所持していると言及したが発端となった説です。

実際、指の在処に関しては未だ不明ですが空白の1ヶ月の間に何らかの動きはあった可能性は高いですね。

その間に五条や高専メンバーとの詳細は省かれていますが、断片的に伏線が張り巡らされています。

虎杖の”何でも食う”発言もありましたので、もしかするととは思いますが、若干微妙なラインでもあります。

例えば、虎杖の体の状態の際これまでに計15本の指を食べてきましたが、身体的な変化といえば刺青と爪程度でした。

それで指1本を食べてあそこまで顕著に変化するかは疑問ではあります。

何か別のものプラスアルファで考えるとまだ納得はいくかなと思います。

それともう一点疑問なのが、最後の一本を虎杖が食べた場合、宿儺の人格や魂の所在はどうなるのか?という点です。

魂の解釈を広げるのであれば、指1本であれば呪力が備わっている程度でそこまでの影響はないのかなと捉えることもできます。

ひとまずこの説はなきにしもあらず程度ではないかと思います。

虎杖悠仁腕の変化の理由:変化したのではなく呪具

呪具に関しては、乙骨が178話にてガントレット型の呪具をリカから受け取り使用していたことから発生した説です。

見た目の点でいえば、酷似していますがやはり若干違うようにも思えるので、説としては薄いかもしれません。

また、このことに関連して言及されている描写もないので個人的には可能性は低いと思っています。

虎杖悠仁腕の変化の理由:精神を入れ替える能力が発動?

精神の入れ替えは222話で、虎杖と日下部のセリフが明らかに反対であることから発生した説です。

腕に関連しているかどうかは分かりませんが、少なくとも何らかの術式の効果でしょう。

論点としては”誰の術式効果”になるのか?という点です。

以前から虎杖には、”記憶の術式”といった説が話題となていました。

例えば、脹相との存在しない記憶

この時、宿儺も疑問に感じていたことから何らかの術式か、もしくは羂索の作品(子供)であるといった理由から、記憶の混在が起こっている可能性があります。

”記憶”や精神状態”に関する術式?でいえば、宿儺も漏瑚戦や鹿紫雲戦で同様の描写が描かれていました。

すなわち、宿儺と同様の術式?を虎杖も使えるようになっているのでは、ということが言えます。

それであれば、五条がストーリーの序盤で”虎杖に宿儺の術式が刻まれる”といった発言も回収されることになります。

また、東堂とのバトルの際にも存在しない青春時代が描写されていました。

虎杖悠仁の腕が変化!能力や術式が発動するのか考察!

虎杖の腕の変化について考察してきましたが、続いては”腕の能力”に関して考えていきたいと思います。

虎杖悠仁の腕が変化!能力や術式が発動するのか考察!まとめ
  • 虎杖悠仁の腕の能力は?
  • 虎杖悠仁の術式が発動するのか

今後のバトル展開において、術式の発動は絶対的な条件だと思うので、宿儺戦での術式発動に期待したいですね。

虎杖悠仁の腕の能力は?

244話で宿儺に一撃入れていますが、この際、宿儺が反応しておりダメージがある程度入ったように見えました。

つまり、シンプルなパワーアップは間違えないと思います。

また以前のジャンプ本誌内の巻頭カラーにて腕の色が判明(赤ベースに所々白っぽい色)していることから九相図に関連した影響の可能性が考えられます。

虎杖悠仁の術式が発動するのか

術式ですが、”虎杖悠仁腕の変化の理由:精神を入れ替える能力が発動?”でも記述した通り、精神や魂の入れ替えはあるかなと思います。

それと244話での加茂憲紀と虎杖のやり取りから、赤血操術は確実に使えるのではないかと思います。

なので、今後の宿儺戦において何らかの術式が発動するのは時間の問題かと思います。

虎杖悠仁の腕の変化の元ネタは?

芥見先生といえば、多種多様なジャンプバトル漫画をモチーフにされることが多いですが。最後にそちらを紹介していきます。

虎杖悠仁の腕の変化の元ネタは?
  • ドラゴンボール:ピッコロ
  • BLEACH:茶渡泰虎

ドラゴンボール:ピッコロ

こちらはシンプルに見た目が似ているからネット内でよく見かけます。

ただ、特にそれ以上の共通点を見つけることはできませんが、将来的にピッコロみたいに伸びてほしいと思います(冗談です笑)。

余談ですが、個人的に悟飯の師匠をやってた頃のピッコロが好きです。

BLEACH:茶渡泰虎

芥見先生といえば大のブリーチ好きで知られています。

要所ごとの描写でようオマージュされるシーンもあることから、今回の虎杖の腕に関しても茶渡泰虎がモチーフになっている可能性はありますね。

最終的には茶渡泰虎と同様に並みの腕力を発揮してくれれば、宿儺に勝てそうですね。

この2人の他には一番有力な説として”ぬ〜べ〜の鬼の手”説がありますが、こちらは割と本格的に内容になっているので、色々と考察を広げてみるのはいかがでしょうか?

虎杖悠仁の腕の変化はなぜ起こった?能力や術式が発動するのかを考察!まとめ

虎杖悠仁の腕の変化はなぜ起こった?能力や術式が発動するのかを考察!のまとめです。

結論から言いますと、虎杖の腕の変化は九相図によるものが有力かなと思っています。

宿儺の20本目の指や刻まれた術式に関しても深ぼれていない領域がたくさんあるので、そのあたりも留意がら今後のストーリーをより深く楽しんでいきたいですね。

オマージュは結構な頻度でされているので、元ネタに関してもさらに面白い考察が見れると嬉しいです。

以上、虎杖悠仁の腕の変化はなぜ起こった?能力や術式が発動するのかを考察!でした。

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